そのシステムヴォイスが響くと、それまで小夜子を包んでいた光の柱は薄れ、
同時に彼女はそこから一歩踏み出して刀を構えた。

【小夜子】「変身完了……かな?」

 自らの中から新たな力が湧き出るのを感じた小夜子は、酷薄とも思える笑み
を浮かべながらそうつぶやいた。

【玉江】「おぉ、やった〜〜」

【由依】「そ、それは……?」

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 召喚で力を使い果たし、地面に座り込んでいる由依が驚きを隠せない表情で
問いかける。

【小夜子】「パワーアップ用のスーツ、らしいな。しかし……」

 改めて自分の姿を見た小夜子が微かに頬を染める。

【小夜子】「試作品よりもさらに露出度があがっているぞ? 玉江?」

 スーツは両腕、両脚こそ装甲状になっているものの肝心の腹とか胸部分はほ
とんど丸出しになってしまっていて、下手な水着よりも卑猥な格好に思える。

【小夜子】(肌が見えている部分も防御対策はされていると聞いているが……)

【玉江】「いやぃやっ、その辺は部長の趣味だからそっちに訊いてくださいな
〜?」

【小夜子】「まぁいい。今は『ヤツら』を全滅させる方が先だからな。……覚
悟ッ!」

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