【小夜子】(なぜ……? 女性の部分はこんなに拡がらないはずなのに……
もしかして、あぁ、あの毒で……身体全体を弛緩させられて――)

 自分の身体に起こっている信じられない変化の原因に気付くも、それに対
して彼女がなにか出来るはずもなく、小夜子は無抵抗のまま触手の玩弄にな
るがままにされるしかない。

 しかも、腹部が変形するほど大量の挿入を受け入れながらも、それすら快
感へと変わっていくのを感じ、少女は諦めの感情が次第に快楽への期待へと
なっていくのに恐怖を覚えた。

【小夜子】(ウソだ…… わたし、こんな…… 餌食にされているのに、気
持ちいいなんて……)

 否定しようとする少女をあざ笑うように、『ヒドラ』はさらに恐ろしいほ
どの数の触手を少女の肉穴へと殺到させ、その柔らかい肉体の奥へ奥へと詰
め込まれていく。



【小夜子】「ふあっ、そこだけは…… ああぁっ、中に……子宮にまで、入
らないでぇ――」

 そして遂に最後の砦であった子宮口も、うねうねとまさぐるように動く触
手によってなぶられ、こじ開けられて、文字通りの子宮を掻き回される苦痛
――快感に少女は悶絶する。

 下腹部からこみ上げる圧倒的な圧迫感によって、少女の細身の裸身はぬめ
るようなあぶら汗に覆われ、それがくねり悶える度にオレンジ色の夕日を照
り返している。

『ヒドラ』上高く掲げられた全裸の少女が苦悶する様は、ある種の異様美―
―あるいは奇妙なオブジェのようにも見えていた。

【小夜子】(ダメ……また、イかされてしまう―― しかも、これ以上イか
されてしまったら、戻れないかも……)

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